啓脾丸
啓脾丸の紹介
【効能】 消化不良や下痢に用いる漢方薬です。
啓脾湯(ケイヒトウ)という方剤です。胃腸の働きをよくして消化を助け、下痢をおさえます。胃腸の弱い人の消化不良や下痢、食欲不振などに適応します。冷え性でやせ型、体力のあまりない人に向く処方です。
漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。啓脾湯の構成生薬は、胃腸によい下記の9種類です。無駄な水分を除去したり、下痢をおさえる生薬が多く含まれる点が特徴的です。
蒼朮(ソウジュツ)または白朮(ビャクジュツ)、茯苓(ブクリョウ)、山薬(サンヤク)、人参(ニンジン)、沢瀉(タクシャ)、陳皮(チンピ)、蓮肉(レンニク)、山ざ子(サンザシ)、甘草(カンゾウ)
明時代の「万病回春」という古典書で紹介されている処方です。適応証(体質)は、虚証(虚弱)、寒証(冷え)、湿証(水分停滞)となります。
[適用] やせて、顔色が悪く、食欲がなく、下痢の傾向があるものの次の諸症。 胃腸虚弱、慢性胃腸炎、消化不良、下痢。
啓脾丸の特徴
褐色の大蜜丸
啓脾丸の批準文号(製品認可番号)
国薬准字Z11020161
啓脾丸の品質保持期間
商品梱包アルミに記載から約3年間
規格: 3g*10丸/箱;約3-5日の量
啓脾丸の保管方法
(1)直射日光の当たら ない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してく ださい。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります)
(4)使用期限を過ぎた製品は使用しないでください.
密封し、日の当たらない乾燥した涼しい場所で保管してください。
啓脾丸の成分
人参、白朮、茯苓、陳皮、山薬、蓮子、六神曲、麦芽、沢瀉等
啓脾丸の使用方法
通常、成人1日2-3回;1回1丸、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する(ツムラ)。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
啓脾丸の用量
通常、成人1日2-3回;1回1丸、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する(ツムラ)。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
啓脾丸の注意事項
芍薬甘草湯など甘草を含む他の漢方薬といっしょに飲むときは、「偽アルドステロン症」の副作用に注意が必要です。